[テニスラケット試打　インプレ感想]

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世界ランキング１位　キャロライン・ウォズニアッキ　　レイトン・ヒューイット　使用テニスラケット

YONEX VCORE 100 SPIN（ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン）

※これら評価は、主にバボラ　ピュアドライブのテニスラケットを基準値にして比較しています。

現在のVコア・ツアーG

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今回の試打テニスラケット。

YONEX VCORE 100 SPIN　（ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン） 　（VCORE 100S）

フェイスサイズ： 100inch

ウェイト：300g

バランス：32０cm

ストリング：１６×２０

レングス：27inch

[ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

VCORE 95D 　：面９５インチ　　重量320g　厚さ：２１ｍｍ

VCORE 98D　 ：面９８インチ　　重量305g　厚さ：２２ｍｍ

VCORE 100S ：面１００インチ　重量300g　厚さ：２４ｍｍ

「ゴルフでは遼君も使うヨネックスは大好きだけど、テニスではどうなの・・・」そんな印象を持っている。

「だってヨネックスってゴルフメーカーでしょ・・・」と思いつつも

実はヨネックスは元々はラケット製造を行っており、後の１９８２年よりゴルフに参入。

確かな技術で進化した、テニスラケットメーカーだ。

世界的には、ウィルソン、バボラだが

実は、日本ではウィルソンに次いでヨネックスのテニスラケットは使用者が多い。

日本ではヨネックスは昔から、慣れ親しまれているテニスラケット。

[ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

そして、なによりもメイドインジャパン。

品質管理が厳しく、技術力のある日本製だからこそ、市場に出回っているテニスラケットは安定した品質が保たれている。

海外メーカーだと、まず、重さが[＋　−　１〜５ｇ]で誤差がある。

検品もあまく、グリップの締め付け部が緩かったりする。

私も以前、海外メーカーでグリップの不良品を購入した事がある。

悲しいことは、半年間使い続けて、知人がたまたま自分のテニスラケットを使った時に

変な音と振動がすると言われた時だった。

その人も、以前同じ海外メーカーのテニスラケットで、同じモデルで２つ目のラケットを揃えた時に

同じ経験をしたから、すぐに気づいたらしい。

外見の形状ならば、直ぐに気づいたものの

比べて発覚する、五官の事実・・・・こればかりはどうにもならない。

にしても、半年間を・・・棒に振った気分だった。

日本製のメリットは想像以上に大きいんだなと感じだ。

ヨネックスのテニスラケットと言えば、長方形？卵型？四角形？の「アイソメトリック形状」と呼ばれる独特な形状だ。

ピュアドライブと比較してみる。

四角い分、ヨネックスのほうが横幅が狭い　（↓画像では上〜下の幅）。

[ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

振り抜きについては、ピュアドライブのような円型と比べると、先端が大きいので多少の空気抵抗と鈍さを感じる。

しかし、ラケットは最も遠心力が働き、スイングのスピードが加速する先端で打ちたいとは思うけど

先端になれば、なるほど、ボールの弾きが弱くなる。

円型のテニスラケットは先端で打つと、案の定、威力が弱くなるけど

ヨネックスのテニスラケットは違う、先端にあたった時でも、ラケットがボールを弾き出して、威力が弱まらなず、逆に強くなる。

（そういった意味では、デメリット・メリットで相殺されている。）

一番打ちたい所で打たせてくれる、そんなテニスラケットだ。

ボールから離れた場所からでも打てるので、フットワーク的にも、ちょっとお得かもしれない。

このテニスラケットを使ってみて最もメリットがあると思った事は

それは意外にも「当て感」だった。

それの意味するところは、「アイソメトリック形状」のこの四角い形状だ。

この形状により、スイートスポットが広いと言われているけど

私には、そんな事よりも重要な事があると思った。

[ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

人間は物体を点で認識する。

四角形には角があり、それは揺るぎない固定的な１つの視点になる。

「四角形の一番右上を指でさして下さい」と言われれば、誰もが同じ場所を指す。

しかし、円には角がなく、固定的な１つの視点を見つけ出すのが難しい。

「円の一番右上を指で指して下さい」と言われても、なんとなくで決める。

２回目に同じところを指せるかと言えば、それは難しい。

そして、円だと真ん中の位置が少し上だったり、下だったり、左右上下ズレたりする事がある。

四角形だからと言って、ズレないとは言えないが、角と角の相対的な場所÷２＝中心で、中心が円よりも見つけやすい。

（個人差あり）

人間に限らず、計算が得意なはずのロボット（のコンピュータ）でも、

円を書かせるのには処理時間がかかり動きが遅くなる。

ラケットを振る瞬時の動作ともなると

私にとっては、円よりも、四角形の形状のほうが

瞬時に自分のラケットが今どの位置にあり、どの位傾いている（傾斜が出来ている）のかが把握しやすかった。

そして、ボールを打った時には、今ボールがラケットの何処に当たったのかが

円形のテニスラケットよりも瞬時にハッキリと把握する事が出来た。

・真ん中にボーﾙが当たったのか

・真ん中よりも、上に当たったのか、下に当たったのか

・真ん中よりも、右に当たったのか、左に当たったのか

テニスラケットのコントロールが良い悪いという機能面ではなく

このラケットの形状により、正確な面を作る事が出来るのが驚きだった。

今まで、ラケットの真ん中に当てているつもりが

時に、ガットの硬いラケット面の上にボールを当ててしまい、ボールの食いつきと弾きが悪かったり

時に、ラケット面の横にボールを当ててしまい、ラケットの向きがズレてボールが浮いてしまったりする事があったけど

自分の中では、真ん中にてているはずなのに・・・・当たっているはずなのに・・・・

の状態なので、修正するのには何回もボールを打ち

※意図するボールが飛んで、今ラケットの真ん中に当たっていると確信する傾向があった。

しかし、このテニスラケットはラケットの何処に当たっているのかが解りやすいので

「ここに当たったら、こんなボールが飛ぶ、ここに当たったら、こんなボールが飛ばない」、と

ハッキリを確信出来る。

そして、すぐに面の作りを修正出来る。

[ ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

ウィルソン、バボラのテニスラケットを使っていた人が　→　ヨネックスのテニスラケットを使っても

今まで、ラケットの真ん中がハッキリとわかりにくいラケットで、スイートスポットを捉えていたので

面の角度の作り易さよりも

振り抜きがどう・・・とか、スピンがどう・・・とか、弾きがどう・・・とか、を感じ気にする。

しかし、ヨネックスのテニスラケットを使っている人が、他（ウィルソン、バボラ、ヘッド）メーカーのテニスラケットを使った時には

例えラケットのコントロール性能が同じでも、面の角度が把握しづらいので

「他のテニスラケットは、ボールが何処へ飛んでいくのかわからない」そう感じると言う。

こんなに簡単に面を作る事が出来き、当てたい所に当てられる

ヨネックスの「アイソメトリック形状」を使った人は、他のテニスラケットへ移行して慣れるまで大変なんじゃないかな。

もちろん、他のテニスラケットでも面を作りスイートスポットに当てる事が出来るように

丹念に練習を重ね、それが無意識にまで行えるようにすれば大丈夫だ。

近年はランキング１位のキャロライン・ウォズニアッキが使用するテニスラケットだけあって

このラケットの実力は証明されている。

[ ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

どうしてもお店で見た、その形状からすると円形のテニスラケットのほうが見た目がシャープだった。

だから、見た目から入り易い私は「シャープなイカしたテニスラケットが良い」と思い

バボラ、ウィルソンを購入していたけど

ヨネックスのテニスラケットを試打した後は、そんなの関係なくなった。

日本独自の繊細なグラフィックでデザインも向上。

YONEXのテニスラケットは昔、複雑なデザインでありながら、全体的に見るとゴチャついた感じで

（まるで、画家のゴッホが書いたような絵）

そんな、昔を思わせる地味なイメージがあった。

（作り込みすぎて、印象と統一感のない感じ・・・）

YONEXは遼君のスポンサーになってから、センスが良くなった気がする。

[ ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

そして、テニスラケットの名前はRDIS・・とか、NSRQ・・・とか、

スターウォーズに出てきたC-3・・・、R2-・・・とかいうロボットの名前みたいで覚えずらかった。

「なんのテニスラケット使っているんですか？」と聞いても

「RD×××・・・！？」

・・・・「うっっ・・うん。要するに、スターウォーズの・・・いやっヨネックスのラケットねっ」

と即忘れるようなネーミングで、覚えもしない。

ウィルソン、バボラはメーカーを代表するテニスラケットの名前が世間で知られているが、ヨネックスはまず覚えづらい。

VCORE（Vコア）、ネーミングも解りやすくなりつつある。

というように・・・

YONEX VCORE 100 SPIN（ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン）のインプレというか

ここまでは・・

ヨネックス　テニスラケットのインプレにも近い

では、肝心な

YONEX VCORE 100 SPIN（ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン）の感想は

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YONEX VCORE 100 SPINを探してみる。

ヨネック　ラスケット一覧

検索条件に下記を入力すると、詳細が表示されます。

YONEX VCORE 95D
YONEX VCORE 98D
YONEX VCORE 100 SPIN
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[ ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

[ ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

このテニスラケットは、スピン系ラケットでもスピンは掛かるけど、スピートスポットで捉えた時の威力・スピード・スピンは

同じスピン系テニスラケットのバボラ　ピュアドライブと比べると、少し劣っていた。

しかし、打球感はアエロプロドライブ、ピュアドライブよりも良く手に伝わってくる。

ボールがラケットに載り、今押している感覚が手に伝わってくる。

コントロールに関しては、断然Vコアが上だと感じた。

スピン系ラケットを比較しても、↓どれもスピンは全てのラケットの中でも上位。

スピン系ラケットの以下３つの中で違いを示すなら。（MAX＝５）

バボラ　アエロプロドライブ 　：スピン５　　　　　：フラット3.5　　　　 ：コントロール3.5

バボラ　ピュアドライブ　　　 　：スピン４　　　　　：フラット５　　　　　　：コントロール４

ヨネックス　Vコア　スピン　 　：スピン４　　　　　：フラット４　　　　　　：コントロール５

[ ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

Vコア（VCORE）をしばらく打ち続けていて、「それなりの、スピンラケットかなっ・・・と」

バボラ　ピュアドライブは、スイートスポットで打つとボールがゴルフのドライバーで打ったかのように「すっとんで」いく。

Vコアはスイートスポットで強打しても、強打の割にボールの「すっとびスピード感」が薄い感じがした。

そこで、遠心力が働き、加速度が強いラケットの先端で打ってみた。

ウィルソンやバボラのテニスラケットは、先端で打つと横のストリングが短いのであまり飛ばない弾かない。

しかし、ヨネックス　Ｖコアは先端でも飛んだ。

一番スピードがあり、遠心力が効くラケットの先端で打てば

スピンの回転も速く、重くラケットに載った、スピード速いボールが打てた。

先端が使えるのでリーチが長くなり

その分左右に振られても、あまり動かなくても先端で届けば良いショットが打てるので

「なんか・・・フットワーク使わずとも・・楽して便利なラケットだなぁ〜」と感じる。

↑、けどこれは楽をしようとしているだけの、なまけも意見なので

言い換えれば、打点のリーチが長くなる分

他のメーカーのテニスラケットと比べると、ボールを打てる位置に移動する距離が短くなるので

早く体勢が整い、余裕をもって打てるようになった。

ただし、先端より内側に入ったボールも良く打てるけど

先端より先側に入ったボールには、フレームが待ち構えている。

調子にのって、ラケットの先端でバシバシボールにラケットを擦り込んだように打っていたら

フレームショットも連発した。

習得には少し練習が必要だと思う。

そして小さい力でも、先端を使えばスピードのある球が打てた。

もう一つ言うなら、ラケットを横にした時の「面の上側と下側」にボールがあたった時。

ラケットに当てるタイミングが遅れると、ボールに押されて面が上を向いたり、下を向いたりする。

外側のフレーム質量が重いせいか、その傾斜のズレが少なかった。

いつもなら、９０度水平に真っ直ぐなボールを飛ばそうと打っても

当てるタイミングがズレてラケットが上に回り、上４５度に飛んでホームランでコートアウトしていたボールが

Vコア（VCORE）では上３０度位のホームランで、たまにギリギリコートインする。

この日本の技術力が組み込まれたテニスラケットは、一度は使ってみたい。

[ ヨネックス　Ｖコア　１００　スピン　（YONEX VCORE 100 SPIN）]

VCORE 95D 　：面９５インチ　　重量320g　厚さ：２１ｍｍ

VCORE 98D　 ：面９８インチ　　重量305g　厚さ：２２ｍｍ

VCORE 100S ：面１００インチ　重量300g　厚さ：２４ｍｍ

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YONEX VCORE 100 SPINを探してみる。

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